[見どころ!]松本流星 vs.岡田真虎

2月1日(土)後楽園ホール
日本ミニマム級タイトルマッチ
王者・松本流星(帝拳)
vs.
挑戦者・岡田真虎(JBスポーツ)

松本=1998年5月14日、兵庫県出身の26歳。左ボクサーファイター型。戦績:4戦全勝(2KO)

岡田=1994年4月2日、岡山県出身の30歳。左ボクサーファイター型。戦績:15戦9勝(3KO)5敗1分

4戦目で戴冠果たした松本
16戦目で初挑戦の岡田

 昨年9月、プロ転向から1年7ヵ月、4戦目で日本ミニマム級王座を獲得した松本が、自身と同じサウスポーの岡田を迎えて初防衛戦に臨む。

 松本は全日本選手権や国体優勝を含めアマチュアで92戦77勝15敗の戦績を残し、2023年2月に3回KO勝ちでプロデビュー。フィリピン人を相手に3連勝後、森且貴(大橋)との王座決定戦を7回TKOで制して戴冠を果たした。スピード、強打、テクニックを備えたサウスポーで、早くもWBC22位にランクされている。このまま突っ走りそうな勢いを感じさせるホープだ。

 岡田は2016年11月にプロデビューし、8戦目が終わった時点では4勝(2KO)3敗1分と勝率は5割だったが、以後は7戦5勝(1KO)2敗と調子を上げてきている。サウスポーのボクサーファイター型で、飛び抜けたパワーがあるわけではないが攻防ともにバランスのとれた戦力を備えている。今回がタイトル初挑戦、初の10回戦となる。

 左構え同士の組み合わせだが、プロでは松本が初めて、岡田は7試合ぶりの対サウスポーとなる。ともに入念に対策を練ってリングに上がると思われるだけに、まずは両者の序盤の入り方に注目したい。勢いのある松本が早い段階で主導権を握った場合は一気に引き離しにかかる可能性があるだけに、岡田は前半でリードを奪って折り返したいところだ。(原功)

東日本ボクシング協会

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