[見どころ] 谷口将隆 vs.仲島辰郎

6月7日(月)後楽園ホール

日本ミニマム級タイトルマッチ

王者・谷口将隆(ワタナベ)vs.同級1位・仲島辰郎(平仲)


谷口=1994年1月19日、兵庫県出身の27歳。左ボクサーファイター型。戦績:16戦13勝(8KO)3敗。

仲島=1994年8月6日、沖縄県出身の26歳。右ボクサー型。戦績:13戦11勝(7KO)1敗1分。


経験と機動力で勝る谷口

仲島はサウスポー対策がカギ


 昨年12月に日本王座を獲得した谷口の初防衛戦。後楽園ホール初登場の仲島を相手に、IBF13位にランクされる谷口がどんな戦いを見せるのか要注目だ。

 谷口は74戦55勝(16KO)19敗のアマチュア戦績を残したあと2016年4月にプロデビュー。1年後に日本王座、さらにその半年後には東洋太平洋王座に挑戦する機会を得たが、いずれも判定で敗れた。2018年11月にWBOアジアパシフィック王座を獲得して3ヵ月後のWBO世界ミニマム級王座挑戦に繋げたが、判定負けという結果に終わった。再起戦で石澤開(M.T)に8回判定勝ち、そして佐宗緋月(T&T)に10回TKO勝ちで現在の肩書を手にしている。サウスポーのボクサーファイター型で、テンポよく出入りしながら左を上下に打ち分けることが多い。タイで2度、フィリピンで2度、合計4度も外国で戦ったことがあり、世界戦のリングにも上がるなど経験値は高い。

 挑戦者の仲島は2015年11月にプロデビューし、2年後の新人王戦では西軍代表決定戦まで進んだが、引き分け(敗者扱い)で全日本進出を逃した。それらの試合を含め5年半に13戦11勝(7KO)1敗1分の戦績を残している。唯一の敗北は2018年4月、石澤に喫したものだが、その後は4連勝(2KO)を収めている。このクラスにしては165センチと長身のボクサー型で、中間距離から繰り出す左右のフックとアッパー系のパンチを得意としている。

 経験と機動力で勝る谷口が仕掛け、仲島が応戦するパターンになりそうだ。サウスポーとの対戦が8戦ぶりとなる仲島が対応に戸惑いを見せるようだと、そこを突いて谷口が一気に攻め込むことも考えられる。ただ、仲島のアッパー系のパンチには十分な注意が必要だ。(原功)

東日本ボクシング協会

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