[見どころ]芝力人 vs.岩田翔吉

11月6日(土) 後楽園ホール

日本ライトフライ級王座決定戦

1位・芝力人(真正)vs.2位・岩田翔吉(帝拳)


芝 =1995年10月15日、大阪府出身の26歳。右ボクサーファイター型。戦績:6戦5勝(3KO)1敗。

岩田=1996年2月2日、東京都出身の25歳。右ボクサーファイター型。戦績:6戦全勝(4KO)。


パンチ力に自信の芝
機動力のある岩田


 矢吹正道(緑)が返上して空位になった日本ライトフライ級王座を1位の芝と2位の岩田が争う。もともと9月11日に予定された試合だが、前日に行われた新型コロナウィルスの検査で岩田が陽性反応だったため約2ヵ月延期された経緯がある。アマチュアを経てプロ転向、同じ学年、ともに2018年のプロデビュー、ふたりとも試合数は6と、共通項の多い両者。初回からテンポの速い攻防が見られそうだ。

 芝はアマチュアで51戦(38勝13敗)を経験後、2018年5月にプロデビュー。日本ユース王座を獲得するなど4連勝と好調なスタートを切ったが、5戦目に矢吹に4回TKO負けを喫した。これを機に真正ジムに移籍し、今年6月の再起戦で7回TKO勝ちを収めている。1年半のブランクが響いたのか、あるいはサウスポーとの距離が測りにくかったのか6回までは劣勢だったが、7回に左フック一発で逆転した。その感触を残したまま今回の王座決定戦に臨む。

 岩田はアマチュアで71戦(59勝12敗)を経験後、2018年12月にアメリカのカリフォルニア州カーソンでプロデビュー。4戦目には井上尚弥(大橋)対ノニト・ドネア(フィリピン/アメリカ))の前座に出場するなど6連勝をマークしている。直近の試合は今年6月で、当時の日本3位、大内淳雅(姫路木下)からダウンを奪って8回判定勝ちを収めている。こちらも自信を深めて大一番に臨む。

 中近距離で思い切りのいいパンチを振り抜く芝は初回から圧力をかけて出るものと思われる。これに対し機動力のある岩田は足をつかって慎重に構え、相手のパンチのタイミングや軌道を読みながら徐々にペースを上げていくことになりそうだ。芝は一発で決めるパンチ力を持っているが、相手に距離をとられて出入りされると攻め手を失う傾向がある。岩田はそこを突きたい。前半は主導権争いに時間が費やされるだろうが、中盤には流れが決まりそうだ。やや岩田が有利か。(原功)

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