[見どころ]澤田京介 vs.定常育郎

11月12日(金)後楽園ホール

日本バンタム級王座決定戦

1位・澤田京介(JBスポーツ)

vs

2位・定常育郎(T&T)


澤田=1988年2月16日、北海道出身の33歳。右ボクサーファイター型。戦績:18戦14勝(6KO)2敗2分。

定常=1997年9月17日、神奈川県出身の24歳。左ボクサーファイター型。戦績:19戦11勝(4KO)4敗4分。


初戦でダウンを奪った澤田にアドバンテージ


 澤田と定常は7月26日に王座決定戦で拳を交えたが、2回負傷引き分けという結果に終わっている。初回にダウンを奪った澤田にとっては戴冠が目の前という状況だったが、2回にバッティングで両者とも顔面をカットし多量の出血。ドクターの勧告を受けレフェリーが試合続行不可能と判断したことで引き分けとなった。今年1月に鈴木悠介(三迫)が返上して空位になった王座は次の持ち主は決まらず、今回の直接再戦となった。

 85戦(61勝18KO24敗)のアマチュア経験を持つ澤田は8年半前に6回戦デビューしたが、最初の2試合で連敗という最悪のスタートだった。しかし、2014年からは16戦14勝(6KO)2分と好調を保っている。前後左右に動きながら戦うことが多く、相手にとっては捕まえにくいタイプといえる。

 定常はデビュー戦こそ4回引き分けだったが、2戦目から5連勝を収めて勢いづいた。しかし、その後は先の澤田戦を含めて13戦して6勝(2KO)4敗3分と足踏み状態が続いている。足をつかいながらパンチを上下に散らす左ボクサーファイター型だ。

 わずか203秒とはいえ4ヵ月前に拳を交えているだけに、両者は相手の特徴を覚えているものと思われる。特にダウンを奪って圧倒的優位に立っていた澤田は、右ストレートの感触が残っているはずだ。今回もその右を軸にした攻撃を仕掛けていくものと思われる。これに対し定常がどう対応するのか。思い切って打ち合うか、足をつかいながら迎え撃つか。初戦で好感触をつかんでいる澤田が有利だが、定常が中盤以降の勝負に持ち込んだ場合は接戦になる可能性もある。(原功)

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