[見どころ]豊嶋亮太 vs.坂井祥紀

12月4日(土) 後楽園ホール

東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ


王者・豊嶋亮太(帝拳)
vs
挑戦者・坂井祥紀(横浜光)


豊嶋=1995年12月27日、福岡県出身の25歳。右ボクサーファイター型。戦績:17戦14勝(9KO)2敗1分。

坂井=1991年1月3日、兵庫県出身の30歳。右ボクサーファイター型。戦績:40戦26勝(14KO)12敗2分。



成長著しい王者と経験豊富な挑戦者

終盤勝負か


 このところ7連勝(4KO)と成長著しい豊嶋に、メキシコでデビューした経験豊富な坂井が挑む。豊嶋は東洋太平洋王座とWBOアジアパシフィック王座の2冠を持っているが、今回は東洋太平洋王座のV2戦として行われる。

 2014年11月にプロデビューした豊嶋は2016年度の全日本新人王を獲得。同時に日本ランク入りを果たしたが、10戦目に判定負けを喫するなど足踏みをした。しかし、2018年以降は目に見えるかたちで成長しており、今年1月に東洋太平洋王座を獲得したのに続き5月にはWBOアジアパシフィック王座も手に入れた。直近の4戦に関しては試合内容も文句なしといえる。まだ海外の強豪との対戦経験はないが、WBOで13位、WBCで20位にランクされている。

 対する坂井は2010年6月にメキシコでプロデビューし、2015年にはWBCユース王座を獲得したこともある。2018年から2019年にかけてアメリカで4連敗を喫したのを機に帰国。8回戦で2勝したあと今年4月には世界挑戦経験者の小原佳太(三迫)と対戦したが、善戦したものの10回判定負けという結果に終わった。8月にメキシコで3回TKO勝ちを収めて再起を果たし、今回の試合に繋げた。敗北の数は多いものの一度もKO負けはなく、ディフェンスと耐久力に長けている。

 ふたりとも右のボクサーファイター型だが、積極的に攻めることが多い豊嶋に対し坂井は迎え撃つタイプといえる。このところ長丁場の戦いを経験している豊嶋は、相手が経験豊富な坂井ということで前半は慎重に構えるのではないだろうか。坂井も王者の攻撃力は警戒するはずだ。そうしたなか豊嶋は機を見て左ジャブ、右ストレート、左フックなどで坂井の守りを崩しにかかるものと思われる。ここで隙を見せるようだと挑戦者のカウンター・アタックに遭い苦戦を強いられる可能性も出てきそうだ。競った状態のまま勝負は終盤に持ち込まれると予想する。(原功)

東日本ボクシング協会

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