[見どころ!]松田恵里 vs.宮尾綾香

2月25日(金) 後楽園ホール

IBF女子世界アトム級王座決定戦

松田恵里(TEAM10COUNT)
vs.
宮尾綾香(ワタナベ)


松田=1994年6月6日、宮崎県出身の27歳。戦績:5戦4勝(1KO)1分。

宮尾=1983年8月29日、長野県出身の38歳。戦績:26戦20勝(6KO)5敗1分(JBC公認後)。


女子アトム級のダブル世界戦


 IBF女子世界アトム級王座決定戦と、同じアトム級のWBOタイトルマッチが同時開催される。IBFのアトム級王座は花形冴美(花形)の引退によって空位になっていたもので、その花形と2021年3月に引き分けた松田恵理が出場して元WBA王者の宮尾綾香と対戦する。

 松田はアマチュアで33戦(21勝9KO12敗)を経験後の2018年8月にプロデビューし、2戦目に東洋太平洋王座、3戦目に日本王座を獲得。5戦目で花形に挑んだが引き分けに終わった。サウスポーの技巧派で、しっかりと自分の距離を保って戦えるかどうか。

 宮尾は12度の世界戦を経験しているベテランで、勝てば3度目の戴冠となる。機動力を生かして揺さぶりをかけながら出入りしてポイントをかき集めたい。(原功)

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