[見どころ!]岩川美花 vs.鈴木菜々江

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ

王者・岩川美花(姫路木下)
vs
挑戦者・鈴木菜々江(シュウ)


岩川=1983年7月26日、高知県出身の38歳。戦績:16戦10勝(3KO)5敗1分。

鈴木=1992年5月12日、千葉県出身の29歳。戦績:15戦10勝(1KO)4敗1分。


女子アトム級のダブル世界戦!

 IBF女子世界アトム級王座決定戦と、同じアトム級のWBOタイトルマッチが同時開催される。IBFのアトム級王座は花形冴美(花形)の引退によって空位になっていたもので、その花形と2021年3月に引き分けた松田恵理が出場して元WBA王者の宮尾綾香と対戦する。

 WBOタイトルマッチは2020年9月以来の再戦となる。初戦は岩川が2対1の判定勝ちで防衛を果たしている。今回も接戦が予想される。

 岩川と鈴木は1年5ヵ月ぶりのダイレクト・リマッチとなる。岩川のホームともいえる神戸で行われた初戦は接戦で、採点が96対94、97対93で二者が岩川、もうひとりは逆に97対93で鈴木と割れた。最後の2ラウンドをものにした岩川がわずかに抜け出した印象だった。

 構えを頻繁に左右に変えるスイッチヒッターの岩川と、ガードを高めにした構えから攻めて出る鈴木。互いに手の内を知っているだけに、今回も接戦になりそうだ。(原功)

東日本ボクシング協会

東日本ボクシング協会公式ホームページです。