[見どころ!]岩田翔吉 vs.堀川謙一

7月2日(土)後楽園ホール
日本、東洋太平洋ライトフライ級王座統一戦、
WBOアジアパシフィック同級王座決定戦
日本王者・岩田翔吉(帝拳)
vs.
東洋太平洋王者・堀川謙一(三迫)

岩田=1996年2月2日、東京都出身の26歳。右ボクサーファイター型。戦績:8戦全勝(6KO)。

堀川=1980年3月10日、京都府出身の42歳。右ボクサーファイター型。戦績:58戦41勝(14KO)16敗1分。


急成長中の岩田
58戦の経験を持つ堀川
王者同士の3冠戦!


 プロ転向後4年で8戦全勝(6KO)と勢いのある日本ライトフライ級王者の岩田と、22年のプロ生活で現役最多の58戦を経験している東洋太平洋王者の堀川が互いの王座をかけて対戦する。勝者は2本のベルトに加え空位のWBOアジアパシフィック王座も手にすることになる。WBA2位、WBC2位、WBO3位にランクされる26歳の岩田がスピードと切れのあるパンチで勝利を握るのか、それとも数々の修羅場を潜り抜けてきたWBC5位の堀川がキャリアを生かして3冠王者になるのか、注目の一戦だ。

 岩田はアマチュアを経て2018年12月にアメリカでプロデビューし、昨年11月に芝力人(真正)に9回TKO勝ちを収めて空位の日本王座を獲得した。今年3月の初防衛戦では大内淳雅(姫路木下)に右ストレートをヒットしてダウンを奪い、72秒でTKO勝ちを収めている。スピードを生かして出入りしながら右を繰り出し、左フックをフォローするという攻撃パターンを確立しつつある急成長中のホープだ。

 堀川は2000年4月にプロデビューしたベテランのなかのベテランで、日本各地だけでなくフィリピン、タイ、メキシコ(2度)で試合したことがある経験値の高い選手だ。地域王座のかかった試合も優に10度を超す。現在の王座は2020年7月に獲得したもので、以来2年ぶりのリングとなる。タイミングのいい左ジャブで牽制しておいてフェイトをまじえながら上下にパンチを散らすことが多い巧者で、10ラウンド以上をフルに12度も戦いきるなど長丁場の戦い方を熟知している。

 若い岩田がスタートから飛ばし、堀川が機を見て迎え撃つ展開が予想される。岩田がハンドスピードと出入りの速さで堀川を翻弄することができれば最良の結果がついてきそうだ。40歳を過ぎて2年のブランクがある堀川は中盤あたりからエンジンをかけることになるかもしれない。前半を互角で乗り切って長期戦に持ち込むことができれば経験が生きてきそうだ。(原功)

東日本ボクシング協会

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