[見どころ!]晝田瑞希 vs.ケーシー・モートン
6月13日(火)後楽園ホール
WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者・晝田瑞希(三迫)
vs.
挑戦者ケーシー・モートン(アメリカ)
晝田=1996年4月12日、岡山県出身の27歳。戦績:4戦全勝。
モートン=1983年11月5日、アメリカ出身の39歳。戦績:17戦11勝(3KO)3敗3分。
4戦目で戴冠果たした晝田
圧勝で初防衛か!?
晝田はアマチュアで45戦(29勝13KO16敗)を経験後、2021年10月にプロに転向。3戦目で日本王座獲得、4戦目で現在の王座を獲得と早い出世を果たしている。踏み込んでテンポよく攻めることはもちろんのこと、待機してカウンターで迎え撃つこともできるサウスポーの万能型だ。戴冠試合では10ラウンドをフルに戦い抜いておりスタミナも問題ない。昨年度の女子の最優秀選手に選ばれたこともあり注目度も高い。
挑戦者のモートンは9年前にアメリカでプロデビューしたあとメキシコ、フィリピン(4度)、中国(2度)、UAEアラブ首長国連邦、フランス、ベトナムで戦った経験を持っている。4年前には来日して吉田実代(EBISU K’s BOX ⇒ 三迫)とWBO王座を争ったが、大差の判定で敗れている。
モートンは前に出ながら手数で攻めるものと思われるが、これに対し晝田はどう対応するのか。正面から打ち合っても分はいいだろうし、カウンターで迎え撃つという選択肢もある。いずれの策を選ぼうとも充実期にある晝田が圧倒的有利であることは間違いない。(原功)
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