[見どころ!]ロベイシ・ラミレス vs.清水聡

7月25日(火)有明アリーナ

WBO世界フェザー級タイトルマッチ

王者ロベイシ・ラミレス(キューバ
vs
挑戦者・清水聡(大橋)

ラミレス=1993年12月20日、キューバのシエンフエゴス出身の29歳。左ボクサーファイター型。戦績:13戦12勝(7KO)1敗。

清水=1986年3月13日、岡山県総社市出身の37歳。左ボクサー型。戦績:12戦11勝(10KO)1敗。


サウスポーの五輪メダリスト対決
清水は左ストレートに勝機

 2008年北京五輪と2012年ロンドン五輪に出場し、ロンドン大会ではバンタム級銅メダリストになった清水が、ロンドン五輪フライ級、2016年リオデジャネイロ五輪バンタム級金メダリストのラミレスに挑む。サウスポーの五輪メダリスト対決だが、持ち味が異なるため序盤から距離を巡る激しい攻防が展開されそうだ。

 身長180センチ、リーチ181センチの清水は身体的特徴を生かしつつ、変則的なタイミングと角度から繰り出すパンチで83パーセントの高いKO率を残している。4年前にスーパーフェザー級進出を狙った試合で6回TKO負けを喫したが、以後は3連勝と調子を取り戻している。

 ラミレスは4年前のプロ転向初戦でダウンを喫して4回判定負けという最悪のスタートを切ったが、以後は12連勝を収めている。特に今年4月の戴冠試合を含めて最近は強豪相手に印象的な勝利を収めており、本領を発揮し始めた印象が強い。立ち位置を変えながら軌道の分かりにくい左を上下に打ち分け、チャンスには回転の速いコンビネーションで攻め立てることが多い。

 ラミレスは身長165センチ、リーチ173センチと体格では挑戦者に劣っており、まずはスピードを生かしながら距離を潰す作業をする必要がある。清水は懐に呼び込んでおいて左右のフックやアッパーで迎え撃つこともできるが、その策は極めて危険といえよう。まずは右ジャブを有効につかって距離をキープしたい。そのうえでラミレスが入ってくるタイミングに左ストレートを合わせれば勝機は広がりそうだ。易々と距離を詰められ、左ストレートを狙い撃ちされる展開は避けなければならない。(原功)

東日本ボクシング協会

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