[見どころ!]坂井祥紀 vs.シーサー皆川

12月2日(土)後楽園ホール

日本ウェルター級タイトルマッチ

王者・坂井祥紀(横浜光) 
vs
挑戦者・シーサー皆川(平仲)


坂井=1991年1月3日、兵庫県出身の32歳。右ボクサーファイター型。戦績:44戦28勝(15KO)13敗3分。

皆川=1992年6月18日、新潟県出身の31歳。本名=皆川直輝。左ボクサーファイター型。戦績:5戦4勝(1KO)1敗。

45戦目の坂井 6戦目の皆川
主導権争いに注目

 プロ13年、44戦のキャリアを持つ日本ウェルター級王者の坂井に、これがプロ6戦目となるサウスポーの皆川が挑む。プロの経験値では圧倒的に坂井が勝るが、アマチュアで国体優勝の実績を持つ皆川を侮ることはできない。

 坂井は19歳のときにメキシコでプロボクサーとしてスタートし、

2019年まで同国やアメリカを主戦場として37戦をこなした。2020年8月に国内デビューを果たし、翌年には小原佳太(三迫)の持つ日本ウェルター級王座、豊嶋亮太(帝拳)の持つ東洋太平洋王座とWBOアジアパシフィック王座に挑んだが、いずれも中差の判定で敗れた。今年4月、重田裕紀(ワタナベ)に2回TKO勝ちを収めて空位の日本ウェルター級王座を獲得した。9月には元WBOアジアパシフィック ミドル級王者の能嶋宏弥(薬師寺)を10回判定で退けて初防衛を果たしている。押したり引いたり駆け引きをしながら自分のペースに持ち込む好戦的なタイプで、44戦して一度もKO負けがない耐久力やスタミナに定評がある。

 皆川はアマチュア時代に高校、大学でそれぞれ国体優勝の実績を持っている。アマチュア戦績は87戦70勝(36KO)17敗。大学卒業後、社会人として働いていたが2年前に29歳でプロデビューを果たした。3連勝後の今年1月、スタミナ切れを突かれて7回KO負けを喫したが、6月に5回負傷判定勝ちで再起を果たしている。フェイントをまじえた右ジャブで牽制し、機を見て左ストレートを上下に散らす技巧派で、これが初の10回戦となる。

 スタミナと体力に自信を持つ坂井が積極的に仕掛け、サウスポーの皆川が迎え撃つ展開が予想される。早い段階で坂井が主導権を握るようなら中盤あたりで勝負が決する可能性が高くなりそうだが、

皆川が先手をとった場合は終盤まで競った状態が続くかもしれない。(原功)

東日本ボクシング協会

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