[見どころ!]晝田瑞希 vs.パク・ジヒョン

1月12日(金)後楽園ホール
WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者・晝田瑞希(三迫)
vs.
挑戦者パク・ジヒョン(韓国)

晝田=1996年4月12日、岡山県出身の27歳。戦績:5戦全勝(1KO)。

パク=1985年8月1日、韓国出身の38歳。戦績:29戦26勝(8KO)3敗。


充実の王者に死角なし
晝田の防衛が濃厚


 4戦目で世界王座を獲得し、初防衛戦では63秒TKO勝ちを収めているサウスポーの晝田が18年超のキャリアを持つベテランの朴を迎えてV2戦に臨む。今回もKO防衛が期待される。

 晝田はアマチュアで45戦29勝(13KO)16敗の戦績を残し、2021年10月に25歳でプロデビュー。3戦目に日本王座を獲得し、次戦で空位のWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦に出場して大差の10回判定勝ちを収めて戴冠を果たした。7ヵ月前の初防衛戦は指名挑戦者が相手だったが、63秒の間に左ストレートなどで4度のダウンを奪うという圧勝だった。本来はスキルを売りにする万能型のボクサーだが、先の一戦でパンチ力にも自信を持ったはずだ。

 挑戦者のパクはマイナー団体の世界戦を数多く経験しているが、まだ主要4団体の王座を獲得したことはない。2018年3月、来日して江畑佳代子(ワタナベ)の持つWBO女子世界ミニマム級王座に挑んだが10回判定で敗れている。その後、3年半のブランクを挟みながら4連勝(2KO)を収めている。

 実力に加え勢いを増している晝田が38歳の挑戦者を圧倒してしまいそうだ。(原功)

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