[見どころ!]黒木優子 vs.松田恵理

1月12日(金)後楽園ホール
WBA、WBO女子世界アトム級タイトルマッチ
2団体王者・黒木優子(真正)
vs.
挑戦者・松田恵理(TEAM10COUNT)

黒木=1991年3月28日、福岡県出身の32歳。戦績:31戦22勝(9KO)7敗2分。

松田=1994年6月6日、宮崎県出身の29歳。戦績:8戦6勝(1KO)1敗1分。

実力派サウスポー対決は終盤勝負か


 昨年8月、2団体王座の統一を果たした黒木がWBO王座の3度目、WBA王座の初防衛戦に臨む。松田は3度目の世界王座挑戦となる。

サウスポーの実力者同士の一戦は接戦になりそうだ。

 2008年12月にプロデビューした黒木はキャリア15年を誇り、まだ32歳と若いがベテランの域に入ってきた。サウスポーのボクサー型で、今回が13度目の世界戦となる。

 挑戦者の松田はアマチュアを経て24歳でプロに転向。2戦目に東洋太平洋王座、3戦目に日本王座を獲得するなど順調な出世だったが、5戦目のIBF女子世界アトム級王座挑戦は引き分け、続く同王座決定戦では僅差の10回判定負けに終わっている。

 ともに距離をとって戦うことが多い技巧派だが、挑戦者という立場を考えると松田が積極的に仕掛ける必要がありそうだ。経験豊富な黒木がどう迎え撃つか。終盤勝負になりそうだ。(原功)

東日本ボクシング協会

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