[見どころ!]石井武志 vs.ジョン・ケビン・ヒメネス

9月25日(水)後楽園ホール

東洋太平洋ミニマム級王座決定戦
6位・石井武志(大橋)
vs.
5位 ジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)

石井=1999年10月26日、福岡県出身の24歳。右ボクサーファイター型。戦績:9戦8勝(7KO)1敗

ヒメネス=2004年6月24日、フィリピン出身の20歳。右ボクサーファイター型。戦績:8戦全勝(3KO)

24歳 vs.20歳
序盤から打撃戦か

 石井は空手とキックボクシングを経て2022年5月にプロボクサーとしてデビュー。7ヵ月後には5戦全勝(4KO)で全日本新人王になるなど頭角を現すのは早かった。1年前、元東洋太平洋ミニマム級王者のリト・ダンテ(フィリピン)に8回判定負けを喫したのが唯一の敗北で、今年7月の再起戦では3回KO勝ちを収めている。スピードとパンチ力を備えた攻撃型で、左ボディブローも巧みだ。

 ヒメネスは2022年11月にプロデビューし、ここまで8戦全勝(3KO)をマークしている。まだ強豪との対戦はないが、直近の2試合は10回戦をフルに戦い切り勝利を収めている。プレッシャーをかけながらワンツー、左ボディブローなどで攻めることが多く、こちらも攻撃重視のタイプといえる。

 24歳と20歳というフレッシュな組み合わせだけに不要な駆け引き抜きの打撃戦が期待できそうだ。ともにワンツーからボディへの切り返しを狙うものと思われる。最軽量級だがスリルに富んだ試合になりそうだ。(原功)

東日本ボクシング協会

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