［見どころ！］山口仁也 vs. 吉田京太郎

2025年4月22日（火）後楽園ホール
日本スーパーフライ級王座決定戦
山口仁也（三迫）
vs.
吉田京太郎（ワタナベ）

山口＝1999年11月18日、佐賀県出身の25歳。左ボクサーファイター型。戦績：6戦5勝（2KO）1分

吉田＝1997年4月28日、福岡県出身の27歳。右ボクサーファイター型。戦績：9戦6勝（3KO）3敗

7戦目の戴冠狙う山口
3連続KOで勢いに乗る吉田

　高山涼深（ワタナベ）が返上した日本スーパーフライ級王座の決定戦。山口がプロ3年、7戦目で戴冠を果たすのか、それとも3連続KO中の吉田が王座を獲得するのか。

　山口はアマチュアで33戦（22勝11敗）を経験後、2022年6月に5回TKO勝ちでプロデビュー。5連勝のあと昨年10月の挑戦者決定戦で重里侃太朗（志成）と引き分けたが、勝者扱いで日本王座挑戦のチャンスを得た。積極的に仕掛けていく連打型のサウスポーだ。

　対する吉田はアマチュアで45戦（32勝13敗）を経験後の2021年7月にプロ転向。6戦目までは3勝3敗だったが、1年前に世界挑戦経験者のヴィサヌ・ゴーキャットジム（タイ）に1回KO勝ちを収めると、続く2試合も8回TKO、1回KOで終わらせている。自信を深めて初の10回戦に臨むことになる。

　サウスポーの山口が仕掛け、吉田が応戦するかたちになりそうだ。勝負は終盤までもつれる可能性が高い。

（原功）