[見どころ!]村上雄大 vs. 仲里周磨

5月3日(土)後楽園ホール
日本ライト級王座決定戦
村上雄大(角海老宝石)
vs.
仲里周磨(オキナワ)

村上=1999年12月14日、熊本県出身の25歳。左ボクサー型。戦績:8戦6勝2敗

仲里=1996年9月24日、沖縄県出身の28歳。右ボクサーファイター型。戦績:21戦15勝(8KO)3敗3分

再び日本王座をかけて対戦
雪辱か返り討ちか

 三代大訓(横浜光)が返上して空位になった日本ライト級王座の決定戦。村上と仲里は2023年12月に沖縄で対戦経験があり、日本王者だった仲里が98対92、97対93、97対93の10回判定勝ちで凱旋初防衛に成功している。仲里は次戦で三代に敗れて王座を失い、これが再起第2戦となる。村上は再起2連勝で今回の試合に臨む。

 村上はアマチュアで35戦29勝6敗の戦績を残し2021年1月にプロデビュー。2戦目に4回TKO負けを喫したあと3連勝と立て直し、プロ6戦目で仲里に挑んだが及ばなかった。今回は挑戦者決定戦を制したうえでの王座再挑戦となる。180㎝の長身サウスポーで、これが2度目の10回戦となる。

 仲里はアマチュアで51戦を経験後、2015年4月にプロデビュー。

2年前に日本ライト級王座を獲得し、村上を相手に防衛を果たしたがV2戦で三代に敗れて無冠に戻った。昨年11月、再起戦で1階級上の上位ランカー、アオキ クリスチャーノ(角海老宝石)に8回判定勝ちを収めて今回の決定戦に駒を進めた。世界15傑入りを果たしたこともある実力者だ。破壊力のある右ストレートを軸にした攻撃には迫力がある。プロ10年、試合数も20を超え経験値も高くなってきたところだ。

 仲里が仕掛け、サウスポーの村上が迎え撃つ展開が予想される。

迎撃型の村上がポイントを奪うためには正確なクリーンヒットが求められることになる。先行して仲里の焦りを誘うことができるか。(原功)

東日本ボクシング協会

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