[見どころ!]石井渡士也 vs. 津川龍也
8月21日(木)後楽園ホール
日本スーパーバンタム級タイトルマッチ
王者・石井渡士也(RE:BOOT)
vs.
挑戦者・津川龍也(ミツキ)
石井=2001年1月15日、東京都出身の24歳。右ボクサーファイター型。戦績:12戦9勝(6KO)1敗2分
津川=2000年7月23日、大阪府出身の25歳。右ボクサーファイター型。戦績:16戦14勝(9KO)2敗
序盤からスリリングな攻防か
4月に決定戦を制して日本スーパーバンタム級王者になった石井の初防衛戦。挑戦者の津川は切れ味鋭い右ストレートを持つパンチャー型だけにスリリングな攻防が見られそうだ。
石井はアマチュアで44戦(30勝4KO14敗)を経験後、2019年4月に2回TKO勝ちでプロデビュー。3戦目に日本ユース王座を獲得し、4戦目には世界挑戦経験者の石田匠(井岡)に挑んだが8回判定負け。これがプロでは唯一の敗北だ。2年前、下町俊貴(グリーンツダ)の持つ日本スーパーバンタム級王座に挑んだが引き分けに終わっている。この引き分けを挟み2021年以降は6連勝(4KO)を収めている。先の戴冠試合では8戦全勝(6KO)の福井勝也(帝拳)に最終10回TKO勝ちを収めており、自信を深めて初防衛戦に臨む。
津川は2018年4月に17歳でプロデビューし、5戦目に僅差の4回判定負けを喫した以外は順調に白星を並べて日本ランク入り。日本ユース王座を獲得するなど9連勝を収めたあと昨年9月には下町に挑戦。判定で敗れはしたが、8回には得意の右を決めて世界ランカーからダウンを奪っている。今年4月の再起戦を経て2度目の日本王座挑戦となる。
中近距離での戦いを得意とする攻撃型の石井と、破壊力のある右を持つ津川。序盤から目の離せない試合になりそうだ。(原功)
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