[見どころ!]梅津奨利 vs. 富施郁哉

2月7日(土)後楽園ホール
日本バンタム級タイトルマッチ
王者 梅津奨利(三谷大和)
vs.
挑戦者・富施郁哉(ワタナベ)

梅津=1998年5月31日、千葉県出身の27歳。右ボクサーファイター型。戦績:16戦13勝(9KO)1敗2分

富施=1998年7月10日、茨城県出身の27歳。左ボクサーファイター型。戦績:21戦17勝(4KO)4敗

パワーと勢いの梅津 vs 技術と経験の富施

 昨年10月、大橋哲朗(真正)に4回TKO勝ちを収めて空位になっていた日本バンタム級王座を獲得した梅津の初防衛戦。2代前の王者でもある富施は約1年半ぶりの返り咲きを狙って挑む。

 梅津は2020年8月に22歳でプロデビューし、いきなり6連続KO勝ちを収めたあと全日本新人王を獲得。2023年8月に8回判定負けを喫したが、これがキャリア唯一の敗北だ。以後、引き分けを挟んで3連勝を収めている。巻き込むような右フックや左フック、アッパーなどパンチ力が魅力の選手で、特に距離があったときの破壊力は凄まじいものがある。直近の2戦がそうであるようにサウスポーとの対戦も多い。

 返り咲きを狙う富施はアマチュアで22戦(17勝5敗)を経験後、2017年1月にプロ転向。日本ユース王座を獲得後の2022年5月、のちに世界挑戦するサム・グッドマン(オーストラリア)に10回判定で敗れたものの3回にはダウンを奪っている。2年前に日本王座を獲得したが、初防衛戦で増田陸(帝拳)に4回KOで敗れた。再起後は3連勝と調子を取り戻している。中長距離で持ち味を発揮する技巧派の長身サウスポーだ。

 パワーと攻撃力で勝る梅津が積極的に仕掛け、富施が足をつかいながら折々で迎え撃つ展開が予想される。右に加え左フックも効果的につかうなど梅津は十分にサウスポー対策を講じて戦うものと思われる。その策がはまればパンチ力が生きてくるはずだ。一方の富施は相手の打ち急ぎを誘い、そのうえで前後左右に動きながら迎撃してポイントを稼ぎたい。(原功)

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