【見どころ!】レネ・サンティアゴ vs. 谷口将隆
4月3日(金)後楽園ホール
WBA、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者 レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)
vs.
挑戦者・谷口将隆(ワタナベ)
サンティアゴ=1992年4月10日、プエルトリコ出身の33歳。右ボクサーファイター型。戦績:19戦15勝(9KO)4敗
谷口=谷口=1994年1月19日、兵庫県出身の32歳。左ボクサーファイター型。戦績:26戦21勝(15KO)5敗
谷口が2階級制覇をかけて挑戦
技巧派王者をキャッチできるか
昨年3月に岩田翔吉(帝拳=現WBC世界ライトフライ級王者)を破ってWBO世界ライトフライ級王座を獲得し、9ヵ月後の12月には岩田のジムメートでもある高見亨介(帝拳)に競り勝ってWBA王座も手に入れたサンティアゴに、元WBO世界ミニマム級王者の谷口が2階級制覇を狙って挑む。サンティアゴは3戦連続で日本のリングに上がることになる。
サンティアゴは岩田戦、高見戦を見ても分かるように対戦者からしてみたらキャッチしにくい選手といえる。相手が出て来ないと自ら打って出ることがあるが、攻めてきた場合は足をつかって射程外に逃れ、そこから軽打をポンポンと打ってきてジャッジに好印象を与える。岩田も高見も空回りのすえ僅少差の判定で敗れている。もともと狡猾な面がある選手だが、この2戦でさらに経験値を上げている。
谷口は58パーセントのKO率が示すとおりの強打者ではあるが、パンチ力に頼った選手ではない。踏み込んで右から左に繋げるサウスポーで、テンポとタイミングの良さが目を引く。3年前にWBO世界ミニマム級王座を失ったのを機にライトフライ級に転向してからは6戦5勝(4KO)1敗と好調だ。
とはいえ動きの速いサンティアゴを捉えるのは容易ではなさそうだ。勝負のひとつのカギは序盤で谷口が主導権を握れるかどうかにある。偵察に時間をかけて王者に距離を与えてしまうと苦しい展開を強いられることになるだろう。逆に早い段階で谷口がペースを掌握し、サウスポーの利点を生かした踏み込みの利いた左右を打ち込むことができれば2階級制覇が見えてくる。(原功)
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