【見どころ!】石井武志 vs. ウィルフレド・メンデス

9月2日(水)横浜BUNTAI
WBA世界ミニマム級王座決定戦
石井武志(大橋)
vs.
ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)

石井=1999年10月26日、福岡県出身の26歳。右ボクサーファイター型。戦績:12戦11勝(8KO)1敗

メンデス=1996年11月10日、プエルトリコ出身の29歳。左ボクサー型。戦績:25戦20勝(6KO)3敗2分

大舞台でサウスポーと初対戦の石井
元王者を倒せるか

 松本流星(帝拳)が返上して空位になった王座の決定戦。石井が東洋太平洋王座獲得のステップを踏んで初の世界戦に臨むのに対し、元WBO王者のメンデスはこれが6度目の世界戦となる。

 石井は異種格闘技を経て2022年5月に2回TKO勝ちでプロデビュー。7連勝後、世界ランカーに8回判定負けを喫したが、以後は4連勝(2KO)を収めている。2024年9月に東洋太平洋王座を獲得し、2度の防衛に成功している。右ボクサーファイター型のカテゴリー内ではあるが、積極的に距離を潰しにいって顔面とボディに左右フックを打ち分ける好戦派だ。再起後に12回、10回を戦い切っている経験も大きい。

 メンデスは2度の来日経験を持つ元王者だが、日本では谷口正隆(ワタナベ)に11回TKO、重岡優大(ワタナベ)に7回KOで敗れている。パワフルなサウスポーに完敗した印象が強いが、本来は距離を操りながら硬軟織り交ぜたボクシングをする技巧派の選手だ。今回、右構えの石井相手には谷口戦、重岡戦とは違った戦い方をするものと思われる。

 身長、リーチに劣る石井が距離を潰しにかかり、サウスポーのメンデスが間合いをずらすために動く展開が予想される。石井はプロではサウスポーとは初対戦だが、正面から圧力をかけることができればKOのチャンスが膨らむはずだ。その一方、焦って動きが単調になりカウンターで迎え撃たれると黄信号が灯ることになりそうだ。

(原功)

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