【見どころ!】井上拓真 vs. 那須川天心
9月27日(日)TOYOTA ARENA TOKYO
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者・井上拓真(大橋)
vs.
挑戦者・那須川天心(帝拳)
井上=1995年12月26日、神奈川県出身の30歳。右ボクサーファイター型。戦績:24戦22勝(5KO)2敗
那須川=1998年8月18日、千葉県出身の28歳。左ボクサーファイター型。戦績:9戦8勝(3KO)1敗
返り討ちの防衛か
雪辱の戴冠か
両者は昨年11月、今回と同じ会場で拳を交え井上が3対0の12回判定勝ちを収め、空位になっていたWBC世界バンタム級王座を獲得した。それから約10ヵ月、ともに1試合を挟んで再び対戦することになった。
10ヵ月前の初戦は那須川が好スタートを切ったが、中盤から井上が主導権を握ってポイントを積み重ねるという内容だった。井上の経験が那須川の勢いを上回ったといっていいだろう。
その後、井上は5階級制覇を狙った井岡一翔(志成)の挑戦を退けて初防衛に成功している。右のカウンターと右アッパーで序盤に2度のダウンを奪う快勝で、あらためて総合力の高さを証明したといえる。再戦に際しては「井上有利」の声があるが、「それは自分のなかにはない」としながらも「しっかり練習して倒す」と返り討ちに自信満々だ。
一方の那須川は今年4月、挑戦者決定戦で元世界2階級制覇王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に完勝。攻撃力のアップを印象づけ、同時に世界的なビッグネームを破ったことで評価を再上昇させた。「預けたものは大きい。利子をつけて持ち帰る。絶対にKOする」と宣言。雪辱と戴冠に並々ならぬ意欲をみせている。
挑戦者の那須川が仕掛け、井上が応戦する展開が予想されるが、序盤から初戦以上にハイテンポの攻防が見られそうだ。井上がカウンターを軸にして挑戦者の攻め手を封じるのか、それともサウスポーの那須川がスピードと多彩な攻撃でポイントを奪うのか。見応えのある試合になりそうだ。
(原功)
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