【見どころ】元王者同士が返り咲きをかけて対戦 前半KO決着も

7月9日(火) 後楽園ホール
東洋太平洋ミドル級王座決定戦
細川チャーリー忍(金子)vs 太尊康輝(角海老宝石)

 野中悠樹(井岡弘樹)が返上して空位になった東洋太平洋ミドル級王座の決定戦。細川は野中の前の第51代王者で、一方の太尊はさらに2代前の第49代の王者だ。どちらが再びベルトを腰に巻くのか。

 細川はデビューから4戦目までに2敗を喫したが、以後は11戦9勝2敗と勝率を上げている。この9勝はすべてKO(TKO)によるもので、67パーセントのKO率が示すように攻撃力が売りの選手だ。昨年9月に秋山泰幸(ワタナベ)を11回TKOで破って戴冠を果たしたが、今年2月の初防衛戦でサウスポーの野中に競り負けて王座を明け渡した。これが再起戦でもある。

 対する太尊は16年11月に東洋太平洋王者になり2度の防衛を果たしたが、17年12月に秋山に5回TKO負けを喫して無冠に戻った。その後、角海老宝石ジムに移籍して今年4月に2回TKO勝ちで再起を果たしている。190センチの長身サウスポーで、こちらも14勝のうち12KOとパンチ力には自信を持っている。

 細川が距離を潰すために前進し、大柄なサウスポーの太尊が左ストレートを中心に迎え撃つ展開が予想される。野中戦に続くサウスポーとの対戦となる細川は相手の可動範囲を狭めることができるかどうか。前戦の反省を生かして戦うことができれば勝利が見えてくるだろう。太尊は左に繋げる前に右ジャブで相手をコントロールすることができるかどうか。このあたりが勝利のカギになりそうだ。歯車が噛み合えば前半の決着も考えられる。(原功)

細川=1984年8月22日、宮崎県出身の34歳。金子ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:15戦11勝(10KO)4敗。

太尊=1993年1月23日、大阪府出身の26歳。角海老宝石ジム所属。左ボクサーファイター型。戦績:19戦14勝(12KO)3敗2分。

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