【見どころ】王座をかけた再戦はスリルに富んだ攻防か

6月13日(木)後楽園ホール
日本ミニマム級タイトルマッチ
王者 田中教仁(三迫)vs 春口直也(橋口)挑戦者

 今年1月、小野心(ワタナベ)を8回TKOで下して戴冠を果たした田中の初防衛戦。田中と春口は2年前に鹿児島で拳を交えたことがあり、そのときは春口が2度のダウンを挽回して8回判定勝ちを収めている。王座をかけた再戦はどちらに凱歌があがるのか。

 田中は05年3月にプロデビューした34歳のベテランだが、11年から17年にかけて5年3ヵ月のブランクがあるためキャリアの割に試合数は25(18勝10KO7敗)と比較的少ない。身長154センチと小柄だが、飛び込んで打ち込む右は破壊力がある。小野戦でも3回に右でダウンを奪い、8回でレフェリー・ストップに持ち込んでいる。

 挑戦者の春口は12年4月にプロデビューし、26戦目の今回が王座初挑戦となる。後楽園ホールのリングも初めてだ。16年から17年にかけて田中に勝つなど6連勝(4KO)をマークしたこともあるが、元世界王者の福原辰弥(本田フィットネス)との試合を含め、このところ2連敗と武運に見放されている。田中との初戦ではダウンを後に挽回するなど気持ちの強さも持ち合わせており、「返り討ちで戴冠」を狙っている。

 互いに手の内を知っていることもあり序盤からスリルに富んだ試合が期待できそうだ。田中が仕掛け、春口が応戦する展開になるものと思われるが、ともに右にパワーがあるだけにKO決着も考えられる。近況で勝る田中に分があるカードだが、波瀾の可能性も。(原功)

田中=1985年2月21日、東京都出身の34歳。三迫ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦18勝(10KO)7敗。

春口=1989年7月3日、鹿児島県出身の29歳。橋口ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:25戦15勝(6KO)10敗。

東日本ボクシング協会

東日本ボクシング協会公式ホームページです。