【見どころ】返り討ちか雪辱か、王座をかけ1年半ぶりの再戦!

9月26日(水)後楽園ホール
東洋太平洋&WBOアジアパシフィックミドル級タイトルマッチ
王者 秋山泰幸(ワタナベ)vs 細川チャーリー忍(金子)挑戦者

 昨年12月、太尊康輝(六島)を5回TKOで破って東洋太平洋王座と空位になっていたWBOアジアパシフィック王座を獲得した秋山の初防衛戦。秋山と細川は17年3月に対戦し、そのときは秋山が2-0の8回判定勝ちを収めている。返り討ちか雪辱か、今回も接戦が予想される。

 秋山は15年から16年にかけて3連敗を喫し、37歳で崖っ淵に立たされているときに細川と対戦した。動きながら攻撃を仕掛けてくる細川を持て余しはしたもののボディを攻めて77-75(二者)、76-76の2-0で勝利を挙げている。それが転機となり次戦で2冠王者になっており、自信を増しているものと思われる。

 一方の細川は秋山戦で連続KO勝ちを4で止められたが、以後は再び4連続KO(TKO)勝ちと勢いを取り戻している。7回、8回と比較的長いラウンドを戦っているのも経験値アップに繋がっているはずだ。

 初戦では細川が足をつかって攪乱策をとったが、今回はどう出るか。秋山が12勝のうち9KO、細川が10勝のうち9KOと両者ともパンチがあるだけに序盤から目の離せない試合になりそうだ。(原功)

秋山=1979年10月6日、神奈川県出身の38歳。ワタナベジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:20戦12勝(9KO)7敗1分。

細川=1984年8月22日、宮崎県出身の34歳。金子ジム所属。右ボクサーファイター型。戦績:13戦10勝(9KO)3敗。

東日本ボクシング協会

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